眼科疾患には、眼単独の病気もあれば、全身疾患からの波及によるものもあります。
緊急を要する場合も少なくありません。
『眼の症状』としては、
眼が開かない、眼を痛がる、眼をこする、眼が腫れている、涙が多い(止まらない)、
白眼が赤い、眼をしばしばさせている、眼やにが多い、眼(結膜)が赤い、眼が白い、
眼が黒い、瞼に腫瘤がある、眼から何か飛び出ている、物にぶつかる(見えてない)
などがあります。
これらを鑑別するために、一般診療以外に
結膜炎症検査、角膜染色検査(フローレス試験)、涙液量検査(シルマーティアテスト)、
眼圧測定、眼底検査、狭隙灯検査
を症状に応じて実施します。
当院での治療は、点眼薬や内服薬の投与以外に、
角膜損傷に対する瞬膜被覆処置・角膜上皮格子状切開処置・結膜被弁手術、
眼瞼内反整復手術、眼瞼腫瘤切除手術、チェリーアイ整復手術、眼球摘出手術
などの外科的治療を行っています。
* | 白内障、緑内症に対しての外科手術は行っておりません。これらの手術や難治性の眼疾患については、速やかに獣医眼科専門医をご紹介することで対応しております。 |